【最新版】ダイビングのライセンスは7種類もある?!ライセンスの違いから指導団体の違いを徹底比較!
ダイビングを始めるにあたって「Cカード?PADI?どのライセンスを取得すればいいの?」と悩んでいませんか?
実はダイビングライセンスには種類があり、それぞれのレベルや目的によって選ぶべきライセンスが異なります。さらにライセンスを発行する指導団体も複数存在し、それぞれに特徴やメリットがあります。
この記事では、7種類のダイビングライセンスの違いやPADIをはじめとする代表的な指導団体の特徴をわかりやすく解説します。「どのライセンスを選べば良いのか分からない」という方でも、この記事を読めばあなたの目的に合ったライセンスを見つけ、自信をもってダイビングを始める準備が整うでしょう。
ダイビングライセンスとは?初心者でも分かりやすく解説
ダイビングを始めるにあたって、まず知っておくべきなのが「ダイビングライセンス」の存在です。このライセンスは正式には「Cカード」と呼ばれ、水中での安全な活動ができることを証明するものです。つまりダイビングを安全に楽しむためのパスポートのようなもの。
ここでは、ダイビングライセンスの基本から、そもそもどうしてダイビングライセンスが必要なのか詳しく解説します。
Cカードって何?
Cカードはダイビングのライセンスを意味するもので、正式名称は「Certification Card」です。このCカードとは正式にダイバーとしての資格を証明するカードのことで、世界中のダイビングショップやスクールで認められています。
ダイビングの技術や知識を習得し、一定の基準をクリアした人に発行されるカードになります。このカードを持つことで世界中の海でダイビングを楽しむことができるのです。
なぜダイビングライセンスが必要なの?
ダイビングライセンスはただ単に水中に潜るための許可証ではありません。ダイビングは自然と深く関わるアクティビティです。海中には予想外のトラブルが起こる可能性があり、正しい知識と技術がなければ大変危険です。
ライセンス取得の過程で、安全な潜水方法や緊急時の対処法、器材の使い方など、命を守るための大切なスキルを学びます。特にCカードはダイバーの能力を証明するだけでなく、どの場所でも安全に潜水するための必須条件です。
ライセンスを持っていないと、参加できるツアーが限られてしまったり安全面で問題が生じる可能性がありますので、Cカードの取得はダイバーとしての大きな一歩です。
【レベル別】ダイビングライセンスの主な種類
ダイビングライセンスには様々な種類があり、それぞれで学ぶ内容や潜ることができる深さが異なります。初めてダイビングを始める方にとってはどのライセンスを選べば良いのか迷ってしまうかもしれません。
ここでは、代表的な7つのダイビングライセンスをレベル別に詳しく解説していきます。それぞれのライセンスの特徴や取得することでできることなどを分かりやすくご紹介します。あなたにぴったりのライセンスを見つけられるよう参考にしてください。
NAUIオープン・ウォーター・ダイバー
オープン・ウォーター・ダイバー(OWD)は最も一般的で人気のあるライセンスです。このライセンスを取得すると、ダイビングの基本技術や安全な潜水方法を習得でき世界中のダイビングスポットで潜ることが可能になります。
ライセンスの効果 | バディ(ダイビングパートナー)と最大18mの水深まで |
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取得に必要な日数 | 3~4日間 |
こんな人におすすめ | ダイビングを本格的に始めたい方や、世界中のダイビングスポットで自由に潜りたい方 |
NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー
NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーは、さらに高度なスキルを習得したいダイバー向けのライセンスです。ディープダイビングや水中ナビゲーションなど、より高度なテクニックを学び、水中での自信がつくことでダイビングの楽しさが一層増すでしょう。
ライセンスの効果 | 最大30mの水深まで |
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取得に必要な日数 | 3~4日 |
こんな人におすすめ | もっと深い海を探索したい方や、より高度なダイビングスキルを身につけたい方 |
NAUIレスキュー・ダイバー
NAUIレスキュー・ダイバーは安全を重視するダイバーにおすすめのライセンスです。自身だけでなく他のダイバーを守るためのスキルや、緊急時の対応方法を学びます。水中でのトラブルに対処する能力を身につけることで、さらに安心してダイビングを楽しむことができます。
ライセンスの効果 | 水中や陸上での緊急時対応、他のダイバーの救助が可能に |
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取得に必要な日数 | 4~5日 |
こんな人におすすめ | 安全性を重視し他のダイバーを助けたいと考えている方や、プロフェッショナルなレベルを目指す方 |
マスタースクーバダイバー
NAUIマスタースクーバダイバーはレクリエーショナルダイバーの最高ランクです。アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーやレスキュー・ダイバーなどの基礎的な資格を修了し、一定の経験を積んだダイバーが、さらに高度な知識とスキルを習得することで取得できる資格です。
ライセンスの効果 | 複雑な水中地形でのナビゲーション、40メートルを超えるような深海への潜水、様々な器材の使用 |
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取得に必要な日数 | 3~5日間 |
こんな人におすすめ | ダイビングの知識と技術をさらに深めたい方、将来的にプロやインストラクターへのステップアップを目指す方 |
NAUIダイブマスター
NAUIダイブマスター は、プロフェッショナルとしてのキャリアをスタートさせるための資格です。インストラクターの直接指導の下、ダイビングセンターの運営やダイビングコースの補助など、さまざまな業務を行います。
このライセンスを取得するには、アシスタント・インストラクターの資格取得後、数ヶ月間のインターンシップが必要です。
ライセンスの効果 | ダイビングの指導補助やダイビングセンターの運営業務などツアーガイドとして活動できる |
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取得に必要な日数 | 数カ月 |
こんな人におすすめ | プロのダイビングインストラクターを目指している方、ダイビング業界で働きたい方 |
NAUIアシスタント・インストラクター
NAUIアシスタント・インストラクター は、インストラクターへのステップアップを目指すための資格です。インストラクターの指導の下、ダイビングコースの補助や、ダイバーのスキルアップをサポートします。
ライセンスの効果 | インストラクターの補助としてダイビング講習をサポートできるようになる |
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取得に必要な日数 | 5~7日(講習内容やダイビング経験数によって異なる) |
こんな人におすすめ | インストラクターになるための第一歩を踏み出したい方 |
ダイビング指導団体とは?
ダイビングライセンスを取得するためにはダイビングスクールに通う必要がありますが、ダイビングスクールには様々な種類があり、どこを選べば良いか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
ダイビングスクールは、大きく分けてダイビングショップとダイビング指導団体に分類されます。ここでは、ダイビング指導団体について詳しく解説し、代表的な3つの団体である「PADI」、「NAUI」、「SSI」を比較しながら解説します。
ダイビング指導団体とダイビングショップの違い
ダイビングを始める際に「指導団体」と「ダイビングショップ」の違いに迷う方も多いかもしれません。
簡単に言うと、指導団体はライセンスの発行元でありダイビングに必要なスキルを学ぶためのカリキュラムや基準を設けています。一方、ダイビングショップは実際にその指導団体のカリキュラムに基づいてトレーニングを提供する場です。
つまり、指導団体は「カリキュラムや基準を提供する組織」、ダイビングショップは「それを実践して指導を行う場」と理解していただければわかりやすいでしょう。
- 指導団体=ダイビングの安全に関する基準やカリキュラム決める
- ダイビングショップ=指導団体のカリキュラムに沿ったトレーニングを提供する
3つのダイビング指導団体を徹底比較
ダイビングライセンスを取得する際には、どの指導団体を選ぶかが重要です。世界的に有名なダイビング指導団体は主に「PADI」「NAUI」「SSI」の3つです。これらの団体はそれぞれ異なる特徴を持っており、トレーニング方法やライセンスの発行プロセスが若干異なります。ここでは、それぞれの違いを比較しながら説明します。
PADI (Professional Association of Diving Instructors)
PADIは世界で最も有名なダイビング指導団体です。世界中に多くのダイビングセンターがあり、コースの種類も豊富です。特に、初心者向けのプログラムが充実しており、安心してダイビングを始めることができます。
特徴 | 世界最大のシェアを誇り、多様なコースを提供 |
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メリット | 世界中で認められているため、どこででもダイビングを楽しめる |
デメリット | 大規模な組織のため、個人に合わせたきめ細かい指導を受けにくい場合がある |
NAUI (National Association of Underwater Instructors)
NAUIはPADIに次いで世界的に広く知られる指導団体で、安全性と質の高い教育に強いこだわりを持っています。NAUIの特徴はインストラクターが個々の生徒の進度や理解度に合わせてカリキュラムを調整することができるということです。そのため、よりパーソナライズされた指導を受けられます。
特徴 | 個々の生徒の進度や理解度に合わせてカリキュラムがうけられる |
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メリット | 安全性を重視した丁寧な指導が受けられる。 |
デメリット | PADIに比べると、ダイビングセンターの数が少ない場合がある。 |
SSI (Scuba Schools International)
SSIはシンプルでわかりやすい教育プログラムを提供することで人気の指導団体です。オンライン学習やモバイルアプリを活用して効率的にトレーニングを進めることができる点が特徴です。また、ライセンス取得後もオンライン上でログブックを管理できるため、手軽にダイビングの記録を残すことができます。
特徴 | オンライン学習やモバイルアプリを活用したトレーニング |
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メリット | シンプルでわかりやすいため初心者でも楽しく学べる。 |
デメリット | 歴史が浅いため、PADIやNAUIほど知名度が高くない場合がある。 |
ダイビングのライセンスでよくある質問
ダイビングライセンスを取得しようと考えている方の中には、「ライセンスの有効期限はどれくらい?」「取得にどれくらいの時間と費用がかかるの?」といった疑問をお持ちの方も多いでしょう。
ここでは、そんなよくある5つの質問に答え、これからライセンスを取得しようとしている方の不安を解消していきます。
Q1:ダイビングライセンスの有効期限は?
ダイビングライセンスの有効期限は基本的にありません。一度取得すれば生涯有効なCカードを持つことができます。
ただし長期間ダイビングをしていない場合、安全面を考慮してリフレッシュコースの受講をおすすめします。特に技術や知識が必要なスポーツであるダイビングは、定期的な確認と更新が重要です。
Q2:どのくらいの期間で取得できる?
ダイビングライセンスの取得にかかる日数はライセンスの種類によって異なります。
たとえば、最も一般的なNAUIオープン・ウォーター・ダイバーは通常3日から4日で取得できます。NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーやNAUIレスキュー・ダイバーなどの上位資格は1日から2日程度の追加講習が必要です。
忙しい方でもオンライン学習を活用することで、効率よく短期間でライセンスを取得できます。
Q3:ライセンス取得にかかる費用はいくら?
ライセンス取得にかかる費用は受講するコースやショップによって異なります。一般的なNAUIオープン・ウォーター・ダイバーの場合、費用は約5万円から8万円ほどが相場で、学科講習、実習費、教材費、機材レンタル代が含まれます。
NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーやNAUIレスキュー・ダイバーなど上位のライセンスになると追加の講習費が必要です。また、海外での取得を考える場合はその地域の価格設定や滞在費も考慮する必要があります。
Q4:年齢制限はあるの?
ダイビングライセンスを取得するためには指導団体によって年齢制限が設けられています。
例えばNAUIの場合、NAUIトライスクーバダイビングプログラムでは10歳からダイビングの体験が可能で、オープン・ウォーター・ダイバーは15歳からとなります。水深が2mに達しない場合は、8歳以上から参加可能です。
上位ライセンス(NAUIアドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバーなど)はさらに年齢制限が厳しくなります。年齢によっては潜れる水深が制限されることもありますが、基本的に年齢に合わせたトレーニングプログラムが用意されているため、安心して挑戦できます。
Q5:体力に自信がないけど大丈夫?
ダイビングは見た目以上に体力が必要に思えるかもしれませんが、基本的な健康状態と体力があれば誰でも安心して楽しめます。ライセンス取得の際には、インストラクターがあなたの体力やスキルに合わせたトレーニングを行い無理のないペースで進めていくので、初心者でも心配いりません。
また、水中では浮力が働くため陸上での運動に比べて体への負担が軽くなります。そのため、体力に自信がない方でも、楽にダイビングを体験することが可能です。
さらに、DEEP EMOTION marineでは、酸素濃度が高い「エンリッチドエアー」を使用したダイビングを提供しています。エンリッチドエアーを使うことで、通常の空気よりも窒素の割合が少なくなり、疲労感を軽減できるため、体力に不安がある方でも安心して長時間のダイビングを楽しむことができます。特に、初めてのダイビングやゆったりとしたペースでのダイビングを希望する方には、このエンリッチドエアーがおすすめです。
まとめ
ダイビングライセンスにはNAUIオープン・ウォーター・ダイバーからNAUIダイブマスターまで、さまざまな種類があり、それぞれ取得できるスキルや経験が異なります。
初心者でも安心して始められるNAUIオープン・ウォーター・ダイバーは世界中の多くのダイバーに選ばれている人気のライセンスです。Cカードを取得することで、どの指導団体でも安全かつ楽しいダイビングができるようになります。
またPADI、NAUI、SSIなどの指導団体にもそれぞれ特徴があり、自分に合った団体を選ぶことがダイビングライフを充実させるポイントとなります。ダイビングを始めたいと考えている方はまず自分に適したライセンスと指導団体を理解し選ぶことが大切です。
もし、どのライセンスが自分に合っているか迷っている場合や、より詳しいアドバイスが欲しい方はぜひDEEP EMOTION marineにご相談ください。あなたにぴったりのダイビングライセンス取得を全力でサポートいたします。新たな海の世界を、DEEP EMOTION marineと一緒に楽しみましょう!